以下のメンテ方法については、あくまでも素人の我流メンテですので、参考にする場合には、個人のご判断のもとでメンテナンスいただければと思います。(ニットが傷んだ・縮んだ、、、などのクレームは受け付けません(笑))
SDGsとか関係なく、良いものを長く愛用する素晴らしさについては、靴愛・服愛のある方なら共通して持っている信念なのではないでしょうか。
今回のブログでは、①短時間着用の場合と、②汗をかいた場合(または焼き鳥屋や脂っこい店で飲食したとき)でメンテ方法を分けています。
ニットは基本的にはウール、カシミヤが含まれるセーターを想定しております。(私はコットンニットも同じケア方法です。)
・こんな方に読んでもらいたい
・豪快に普通の洗濯物と一緒に洗濯機で洗っている方
・合成洗剤をニットの洗濯に使っている方
・ハンガーでニットを干している方
・毎回クリーニングに出している方
・短時間の着用の場合
ちょっと買い物に行ったり、朝昼散歩したりといった着用をした場合、都度洗濯することはありません。
数回着用したら洗濯へ、といった理解でよいのではないかと思っております。
ポイント① 最低でも1日着たら数日休めること:連続して着用すると毛玉の原因になるみたいです。
ポイント② ブラッシングする。:ホコリをとったり、毛玉防止が目的です。私は「ブラシの平野」の水雷型を使用しています。(本当は床においてブラシした方が良いと思います、、、、)
ポイント③ 遠目からスチームを掛ける。
以上です。簡単ですね。スーツやジャケットと基本的には同じケアの方法です。
・汗をかいた場合や脂っこい店で飲食した場合
私は手洗いで洗濯します。
手順① 30度程度のぬるま湯を洗面台にためて、中性洗剤を混ぜる。中性洗剤や柔軟剤にはこだわりはなく、おつとめ品や景品で頂いたものを使っています(笑)
手順② ニットを裏返し、ネットに入れます。
手順③ ニットを洗面台にぶち込みます。
手順④ 少しの時間付け置きます。(10分~20分)
手順⑤ 軽く押し洗いします。ニットを沈めて、浮かんできたらまた沈めて→裏返して沈めて→を繰り返す。
手順⑥ 洗剤を洗い流すため、すすぎます。押し洗いを1~2分×2回します。2回目のとき柔軟剤を溶かしたぬるま湯ですすぎます。
手順⑦ 軽く絞って、30秒くらい脱水にかけます。
手順⑧ 我が家の場合、平干しスペースも器具もないため、以下のような写真のように干してしまいます。平干しだと場所をとるため複数枚一気に洗えないというデメリットがありますね。
平干しが推奨されていますので、余力のある方は平干しを!いきなりハンガーは避けた方がよいです。
2021/11/30追記:
紫外線は退色の原因や生地へのダメージになるため、朝日が出る前に取り込むのがベターです。鬼滅の刃の鬼みたいですね(笑)
※ここがずぼらポイントなので、マネするかどうかは自己責任でお願いします(笑)
手順⑨ 乾いたらブラッシングして毛並みを揃える。
・カシミヤについての豆知識
・カシミヤは、カシミヤゴートという山羊の素材。カシミヤ製品はカシミヤゴートの産毛部分を用いるのですが、ニット1着作るために、3頭分の毛が必要と言われています。
・カシミヤの繊維はとても細く、とても軽く、とても柔らかいのです。保温性が高いのに軽く肌触りの良い素材ということで冬に過ごしやすい性質を持っているのです。
・一方で、毛が細いからこそ毛玉ができやすいという性質を持っています。そのため、日々のブラッシング等のケアが重要になってきます。基本はブラッシング!靴磨きと同じですね。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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