2022年1月に入ってから、埼玉県では寒く風の強い日が続いております。
特に朝晩に長時間歩くときにはダウンを手に取りがちです。
ダウンを着用すると子供っぽく・カジュアルすぎるスタイリングになりやすい一方で、場合によってはオジサンぽく見えることもあると思います。
私の保有する2着のダウンを紹介しつつ、大人っぽい着こなしをするためのダウン選びのTipsを共有します。
※厳密に言えば、もう1着は2020AWの+Jのダウンがありますが、普段着というよりは子供のバレーボールに連れて行くときのウェアになっています。
1.RICKOWENSのダウンコート
KOMEHYO新宿店で6万円で購入したもの。(定価で買うとなると数倍はしそう・・・・)
マッドなブラックのしっかりとした生地で防寒性が高く、有名なダウンブランドと比べても温かさは劣りません。着丈もお尻まで隠れるくらいあります。
ジップがデザイナーブランドらしく、他のダウンとは差別化が図れます。
上の写真はモノトーンコーデです。ライトグレーのマフラー(tomorrowland)、デニムは+J、シューズはParabootですが、冬は黒やネイビーが多くなりがちの中、白いシューズがとても印象をよくしてくれています。私は革靴好きなので、ここでスニーカーを履かず、Parabootの白シャンボートをチョイス。
もう1つのコーデはこちら
ジップを締めないと、こんな感じ。
ジップがアクセントになって、違う洋服のようです。
夜に飲みに行く恰好だったのでニューバランスのスニーカーで。(酔っぱらって革靴を傷つけたくないので・・・・)
デニムはユニクロのウルトラストレッチジーンズ、インナーのニットはマルジェラです。
大き目シルエットのデニムなので、個人的には足元はタイト目のパンツが好相性だと思います。
※身長が高い方はワイドパンツもありかと思います。
2.RICKOWENSについて
ブランドのはじまり
1997年、リック・オウエンスが自身の名を冠したブランド、リック・オウエンスを設立。
リック・オウエンスについて
リック・オウエンス(Rick Owens)はフランスのファッションブランド。メンズレディースともに展開。日本でも絶大な人気を誇る。
マダム・グレとマドレーヌ・ヴィオネを敬愛し、両者の流れを汲むスタイルが特徴。グラマラスとアンダーグラウンドの融合など非相称的なスタイルも見られる。その他、シャドーなどのくすんだ色合い、多くの色を使用しないミニマルな色調、ドレープの美しさを表現する。ドレープなどはヴィオネのスタイルに影響を受けている。
これまで慣れ親しんできたもの、安心できるものの代替になるものを模索。素材は全てヴィンテージ加工され、縫製後に更に手を加えて独特の風合いを加える。
現在世界の優良店300軒で販売され、顧客にはケイト・モス、マドンナ、グィネス・パルトロー、コートニー・ラブ、ナタリー・インブーリア、レニー・クラビッツ、ブラッド・ピットなど著名人も多数。
(上記はFashion Pressより引用)
アディダスなどのスポーツブランドとのコラボによりスポーツミックスをいち早く提案したり、エコ素材を使った展開も2019年から始めるなど先見性とデザイン性が高いハイブランド、という認識です。モードでありつつ、くすんだような色合い、ヴィンテージ感も併せ持つアイテムが多い印象。初めて着用して思ったことが高いだけあって生地が良く、防寒性が高いので、おしゃれな防寒着として着用したいと思っています。(KOMEHYOサンキュー)
3.WOOLRICHのダウンコート
オールブラックで、WOOLRICHなの?という見た目のダウンです。
こちらはEdifice別注品です。(メルカリで5万円くらいで新品を購入)
こちらも防寒性が高く、雨風につよい素材が使われています。
RICKOWENSと同様に着丈が長めのダウンですので、細身のパンツを選んでいます。GTAの伊勢丹×BEAMS別注品のウールパンツにジャコメッティのローファーを合わせています。インナーにはオフホワイトのニットに黒のカーディガンを着用しています。普遍的なアイテムなので、年を重ねても永く着用できそうです。スポーツ観戦などにも最適です!
もう1つのコーデはこちら
日光があたりすぎて、インナーの色味が分かりにくいのですが、ZANONEのベージュ色のタートルネックニットを着用しています。黒のダウンとベージュのニットの組み合わせがとても好きで、簡単に大人な着こなしができると思います。ウールパンツはPT01、ブーツはTrickersのスウェードです。
4.WOOLRICHについて
アメリカ最古のアウトドアブランドとして、長い歴史をもつ「ウールリッチ(WOOLRICH)」。1830年にアメリカ東海岸で工場が設立されてから、ハイスペックなダウンジャケットを中心に、機能性とデザイン性を兼ね備えた本物志向のウェアを展開しています。
ブランドアイテムとして世界的に評価されているのは、バッファローチェックのシャツ、ダウンジャケット、マウンテンジャケットなどです。バッファローチェックとは、アメカジを象徴する赤×黒のブロックチェック柄のこと。1850年頃にウールリッチが生み出した意匠で、ブランドのアイコンにも採用されています。
また、特に人気が高いのは「アークティックパーカ」シリーズです。こちらはウールリッチの歴史から生まれた名品であり、メンズウェアのマスターピースとして知られています。その前身となるオリジナルのアークティックパーカは、アメリカ最北端に位置する極寒地アラスカで、屋外作業用のギアとして活躍した歴史があります。
1972年、アメリカの国家事業であるアラスカのパイプライン建設へ向けて、ウールリッチは政府からウェア開発の依頼を受けました。気温が氷点下に達する厳しい環境下で人命を守り、快適な作業のために軽量性と高い保湿温性を備える防寒着。ウールリッチの技術力により誕生したのが、アークティックパーカでした。(本章はWoolichジャパンのHPを引用)
2012年、オリジナルのアークティックパーカは「ニューアークティックパーカ」として現代に生まれ変わります。ハードなアウトドアシーンで頼れるスペックはそのままに、タウンユースを意識してファッショナブルな改良を加えられた逸品。アークティックパーカシリーズは、ブランドを代表するアイテムとして知名度を高めました。
ウールリッチが生み出す本物志向のウェアは、実用的なアウトドアギアとしても、そしてエレガントなファッションアイテムとしてもおすすめできる商品です。歴史あるブランドとして、アウトドアシーンに求められるハイレベルな機能性と、流行に左右されないタイムレスなデザイン性を、今でも守り続けています。
5.大人のダウンの着用について
寒いですし、ガンガン着ればいいと思っています。
ただし、大人らしいファッション(一部のストリートファッション好きの方を除く)を心掛けるならば、以下のポイントを抑えるべきかと考えています。
①丈は長めのアイテムを選ぶこと
⇒37歳の私が中学生時代(2000年くらい)に流行ったノースフェイスのダウンのような着こなしは、かなり丈が短いものでした(ジーンズメイトで私も購入しました)。
⇒ブルゾンやBarbourスペイなどで丈の短めのアイテムがトレンドになっていますが、ダウンのようなモコモコとボリュームがある短い丈のアウターの場合にはスタイリングが難しく、大人らしいスタイルにすることは難しいと思います。
⇒丈は長めにとって、パンツは比較的タイト目なアイテムを合わせれば大人らしいダウンコーデができあがると考えます。
②マットな質感の素材を選ぶこと
テカっているダウンを着用すると、昆虫みたいになってしまうので、マット感のある素材を選びたいところ。
③モコモコすぎるダウンは避けること
ミシュランマンみたいになってしまいます。ので避けましょう
最後までご覧いただきありがとうございました。
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