リモートワークやビジネスカジュアルが一般的になる中、オンオフともに履くことのできる靴が重宝します。
執筆時点における著者のtsutaya1984は、週に1回しか出勤しておらず、ドレスコードがないことからネクタイを着用することが極めて少なくなるなどカジュアルファッションが中心になっているのが実情です。同じような境遇の方はいらっしゃるでしょうか・・・?
とはいえ、アラフォー世代のパパとしては身なりをしっかりしておきたいのが本音。カジュアルコーデにも出勤スタイルにも履ける靴として、オンオフ兼用の革靴を探している方には、J.M.Westonのシューズは最適であると思います。
今回のブログでは、JMWeston(ジェイエムウェストン)の概要、tsutaya1984が保有するJMWestonのラインナップや特性をご紹介します。
J.M.WESTONとは
J.M.Westonは1891年にフランス・リモージュ地方で生まれた革靴ブランド。創業者はエドゥアール・ブランシャール。
息子のユージェーヌは米国で用いられていたグッドイヤーウェルト製法を学び、JMWestonの工場に加わりました。
1922年にはパリに路面店をオープン、1932年にはついてにシャンゼリゼ通りにもブティックをオープンし、紳士が集まる社交場として人気を博したと言われています。保有している方も多いと思いますが、641(ゴルフ)や705(サイドゴアブーツ)はこの時期に開発されたそうです。
JMWestonのが表現するのは「エレガントなフレンチスタイル」
一見合わないものや、斬新な組み合わせもまとめ上げるスタイルを提供してくれます。
紺ブレと軍パンにローファー180、ボーダーボートネックとデニムにハントなど、よくあるコーデにエレガントさをプラスしてくれる心強い相棒になってくれます。
JMWestonの国内店舗は以下のリンクからご覧ください。
都内だけでなく、大阪、名古屋、福岡、静岡にも店舗があります。
Store Locator | 店舗情報 (jmweston.jp)
JMWestonのWebサイトはとても見やすく物欲を刺激します。よろしければご覧ください
(リンク)J.M. WESTON – ジェイエムウエストン (jmweston.jp)
JMWeston180 シグニチャーローファー
JMWestonのアイコン的シューズです。
1946年にリリースしてから、今や、幅広い層に支持されるコインローファーの代表的な作品になりました。
若者に180が広がりを見せたのは、若者の「反骨精神」と言われています。1960年代、比較的おじさんに愛される革靴として定着していたJMWeston180は、シャンゼリゼ通りでたむろするフランスの若者が、これまでの既成概念に対するメッセージとして、リーバイス501とJMWeston180を合わせることにより、若い世代にも履かれるようになったと言われています。(JMWeston180を履くような父親がいること自体羨ましいのだが・・・)
1960年代後半は日本でも学生運動が盛んであったようですが、フランスでも同様で、カルチェラタンと言われる大きな学生運動が起きていました。そのときに、多くの学生により履かれ、象徴的なアイテムであったと言われています。
自分に合う靴にするために「修行」する方多いです。特にローファーは紐で結ぶくことができないため、マイサイズを選び、少しずつ着用する過程で、靴に沈みが出て、革が柔らかくなって履く人の足にフィットするまでの期間、とてつもない痛みを伴う期間があります。修行を経て、愛着ある一足になると言われています。私の場合は、JMWeston180は中古購入のため、最初から歩きやすかったです。中古でも愛着ありますし。価値観は人それぞれですので、修行するもよし、中古買うもよしで好きにしましょ。大酒飲みは足がむくむので、私は修行しない派です。
コーディネートについては、「どんな服にでも合う」と思います。
個人的にはシンプルなコーデにこそ、JMWeston180のエレガントさが活かされるため、白シャツにジーンズに180で十分素敵なコーデになると思います。
ワイドなパンツにも合います。
タイロッケンコートやトレンチコートにも180は合います!
イタリアメーカーのアイテム中心のコーディネートにもマッチしやすい万能選手
JMWeston641 (Golf)
1955年にリリースされたGolf。ゴルフ場の芝生で誕生したことからGolfと言われています。
180に次いで、どんなファッションにも合わせやすい靴だと思います。
スーツというよりは、ジャケパン、大人カジュアル、アメカジにもGoodです。
デザインはシンプルな外羽Uチップ。
昔はオイル感のあるロシアンカーフでリリースされていたのですが、現在は上質なボックスカーフで展開されています。革質は最高峰で皴が美しく入ると思います。
アウトソールは擦り減りにくい自社のリッジウェイソール(グリップ力のあるラバー素材)を採用しています。歩きまくっているのですが、アウトソールの擦り減りが進みにくいアイテムです。かつてはジャーナリストシューズと言われていて、どんな天候でも履けて沢山歩く方にも愛用されたことが由来だと思います。
意外と、鏡面仕上げが似合うと思います。最近は多くのシューズをすっぴんで履いていますが、ハイシャインしている数少ない靴です。
JMwestonのWebサイトをみると、見たことのないカラーが沢山発売されていて、可愛いのです。
Comoliの太目のデニム、TEATORAのパーカーのカジュアルコーデ
Barbour×J.M.Weston641も鉄板のコーデ。ボトムスはCiotaのベイカーパンツ
こちらもBarbour×ゴルフ。カジュアル通勤にも最適です。
チノパンとの相性も良い!
J.M.Weston598×YOHEI FUKUDA
ここ数年間、JMWestonとYOHEI FUKUDAのコラボ商品がリリースされており、最近では180も発売されました。
私が購入したのはJMWeston598。Uチップですがゴルフに比べるとスタイリッシュな面持ち。モデル名はスプリットトゥダービー、通称「ロジェⅡ」。型としてはカジュアルにも、スーツにも着用可能なモデルだと思います。(特にブラックだとスーツに〇)
Yohei Fukudaの職人さんにより手染めされた革。とても美しいです。
ゴルフと同様にリッジウェイソールが採用されており、地面が濡れていても安心して歩けます。(むろん雨予報の日に履くことはないですが・・・)
ビジネスカジュアル、ジャケパン、大人カジュアルなど、落ち着いた服装が多い私としては、ドンピシャなモデルです。
デニム、チノパン、スラックスなど、裾の細めのパンツとの相性が良いと思います。
J.M.Weston690 ヨット
JMWestonのデッキシューズのヨット
伊勢丹のヴィンテージシューズイベントで購入したもので現行販売されていないチョコレートカラー。
他のメーカーのブランドのデッキシューズとは違い、通年履けそうな色・デザインです。
ボックスカーフで上質な革で、絶妙なダークブラウンの色味。太目の紐が可愛いです。
ソールはリッジウェイソールで水にも強く、海辺を歩くことも可能です。(絶対海に行くときに履かないが)
購入してから時間が経ってないため、冬のコーデしかないのですが、春夏に本領発揮してくれると思います。
J.M.Westonのキャップトゥ(スクウェア)
スーツを着用する機会がめっきり減って、出番の少ないこの靴。たまにスーツの日があるので靴棚でスタンバイしてもらっています。
ノーズが長くスタイリッシュな印象。リッジウェイソールで濡れた地面にも対応可能です。
オンのJ.M.Westonの靴ってイメージないけど、以外と良いですよね!
J.M.Westonのフルブローグ
革靴好きになったキッカケの靴
RAGTAGで何気なく靴を見ていたら一目ぼれして即決していました。
オフに適したシューズですが、靴のバリエーションが少なかった当時は、スーツのときでも履いていました。
愛着ある一足で、着用頻度が下がりつつありますが、売る気にはならない靴です。
最近のコーデは以下のような感じ。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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