何となく雨に弱そうなスウェードですが、実は紳士靴の本場であり雨が頻繁に降る英国では雨用靴として位置づけられているそうです。The suede seems to be weak against rain, but in fact, it is positioned as rain shoes in England where it rains frequently.
スウェードは起毛感があるため、そこに十分な防水スプレーがなされていれば、雨が起毛した表面で押し留めることができて、革に浸透しにくいというロジックだと思います。I think the logic is that suede is napped, so if you have enough waterproof spray on it, you can hold it against the rain napped surface and it won’t penetrate the leather.
もちろん、アウトソールが革でなく、ラバーソール（ダイナイトソールやビブラムソール）であることが雨天時に履くことの条件です。レザーソールを雨天時に履くと油分・水分が抜けたりして革が劣化しますので避けましょう。Of course, the outsole is not leather, but rubber sole (dienite sole or vibram sole) is a condition to wear in rainy weather. If you wear leather soles in rainy weather, oil and moisture will be removed and the leather will deteriorate, so please avoid them.
スウェードは起毛感があるため、季節感としては秋冬に適していると思います。スウェードのブーツなどは秋冬に持ってこいのアイテムです。Since suede has a napping feeling, I think it is suitable for fall and winter as a seasonal feeling. Suede boots are perfect for fall and winter.
一方、春夏にもスウェードを履くことは「アリ」だと思っています。On the other hand, I think wearing suede in spring and summer is “OK”.
春夏にスウェードを履く場合、足元が軽快になるように「ローファー」や「ベルジャンシューズ」、「エスパドリーユ」などを選択したいですね。靴下はオカモトのココピタのようなフットカバーがよいです。しかも女性用のフットカバーであればベルジャンシューズのような甲の露出が多い靴に丁度よいんです。ベルジャンシューズから靴下が見えると凄まじくダサいですからね。When you wear suede in spring and summer, you want to choose “loafers”, “Belgian shoes”, “espadrille”, etc. to make your feet light. For socks, foot covers like Okamoto’s Kokopita are good. In addition, if it is a footcover for women, it is suitable for shoes with exposed instep like Belgian shoes. If you can see the socks from the Belgian shoes, it is very unfashionable.
私が保有する春夏用スウェード靴とコーデを紹介しつつ、愛用しているケア用品などもシェアしたいと思います。（本ブログではレースシューズやダブルモンク、ブーツのスウェードアイテムは除いています。）I would like to introduce my suede shoes for spring and summer and coordination, and share my favorite care items. (This blog excludes my suede items such as lace shoes, double monk and boots.)
Baudoin and Lange のベルジャンシューズ
ボードイン＆ランジのベルジャンシューズは、足の甲が見える面積が多く、軽快感が出やすいです。
スウェードのアイテムを２つ保有していますが、とても軽くて柔らくて歩きやすい靴です。
ハーフラバーを張っていて、突然の雨や濡れた地面での着用はOKの靴ですが、気に入っているので、雨の日に履く気にならない状況ではあります。
イタリアファッションが好きな方には持ってこいのアイテムで、シャツ・リネンスラックス・ベルジャンシューズの簡単な組み合わせだけできれい目な大人ファッションができあがります。
並行輸入品だと安い模様です。
クロケットアンドジョーンズのキャベンディッシュ
ダイナイトソールなので、結構強めの雨の日でも着用します。
CrocketandjonesのCavendishは、スーツにもジャケパンにも、オフのキレイ目ファッションにも何でも合う優等生です。個人的には歩きやすさも兼ね備えていると思っています。
ジャランスリワヤ（JALAN SRIWIJAYA）のビットローファー
ビットローファーにはシルバー部分があるので、シンプルコーデに着用すると程よいアクセントになります。以下２つの画像は、白シャツ＊ジーンズと、セットアップにビットローファーを合わせていますが、良い塩梅になっていると思います。
以下、スウェードではありませんが・・・
パコミラン（Paco milan）のベルジャンシューズ
キレイ目の恰好をしたいときに雨が降っているとき、着用することが多いアイテムです。
以下のリンクでは、菅原靴店でデザインの効いたパコミランのベルジャンシューズが沢山あります！
Beams F 購入のエスパドリーユ
エスパドリーユは季節感が出やすいので、春夏におススメのアイテムです。
短パンにシャツを着るときなど、子供っぽくなりすぎないようにエスパドリーユを活用されてはいかがでしょうか？
ケア用品① 雨用の防水スプレー
スウェード用のスプレーだったら何でもよいと思います。
今は以下のアイテムを使っています。
ケア用品② 定期的な栄養補給用のスプレー
３か月に１度くらい、スウェード靴への栄養補給を実施しています。
手順は簡単で、馬毛ブラシで埃をとって、スプレーして、３０分後くらいにスウェード用ブラシで毛並みを整えるだけ。このプロセスを年に２～４回くらいしてあげれば革のメンテとしては十分と考えています。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
コメント