革靴好きのボクシンググローブのメンテナンス【格闘家必見】

番外編となりますがお付き合いください。革を使ったグローブ全般に応用できると思います。※革はデリケートな素材ですので、ケアは自己責任でよろしくお願いいたします。

ボクシンググローブを付けてトレーニングすると、かなりの汗がボクシンググローブの中に蓄積されます。

特に指先部分は汗を拭きとることが難しく、どうしてもニオイがきつくなってきます。

汗のツーンとしたニオイというよりも、納豆系の深みのある臭さですね(笑)

革靴の丸洗いを参考に、ボクシンググローブを洗ってみました。

(野球のグローブなどにも応用できるかもしれません。)

目次

丸洗いの方法と洗剤

まずは私が使用した洗剤と柔軟剤は以下の商品です。

革は繊細ですから中性洗剤を利用しました。

丸洗いのプロセスは以下の通りです。

①エマール(中性洗剤)とレノア抗菌ビーズを洗面台に投入。(量は適当)
②良くかき混ぜて洗剤液にする。
③グローブをドボンして、手でグローブの外側と内側を良く洗い、20分ほど放置する。
④20分後、改めてグローブの外側と内側を良く洗う。
⑤2回すすぐ(特に内側を丁寧にすすぎます)
⑥洗面台に柔軟剤を入れて、そこに5分程度浸け置きする。
⑦水をきる




グローブの乾かし方(ここ重要です。)

丸洗い後、不要な布切れ(私の場合はサイズアウトした子供服をストックしております。)をグローブに突っ込んで、3~4回は布を取り換えて、水分をとりましょう。

布を入れるとき&交換するときに、デリケートクリームを少量でもいいのでグローブの革部分に塗りたくって、軽くブラッシングします。
この作業しないと、革が乾燥して、酷い皴になってしまう可能性がありますのでご注意を!

この時期であれば、3~4回の布で吸水して、一晩中、陰干し&風に当てていると、概ね乾きます。

日が当たる場所で乾燥させるのはNGです。革から水分がなくなり、最悪な結末を迎えることになりますよ。



概ね乾いたらクリームを注入

まず、繰り返しになりますが、デリケートクリームを全体に塗りブラッシングします。

その後、今回は私はクツビガクで購入できるモイストを塗りブラッシング、乾拭きしました。(このクリームについては、別途特集記事を掲載予定です。)

モイスト(試作品) | クツビガク (kutsubigaku.base.shop)

売り切れていることが多いため、コロニルのシュプリームクリームもOKです。(並行輸入品で安いです。)


最近の物価上昇も相まって、ここのところクリームやブラシなどのシューケアアイテムの値上がりが顕著です。ある程度買いそろえておくことをお勧めします。

結果やいかに!?

革の状態は各段に良くなりました。ふんわり、保湿されている状態です。

で、肝心のニオイについてですが、ケア前が「納豆拳10倍」だとしたら、

ケア後は「納豆拳2倍&フレグランスな香り」という複雑な香り。

少なくとも改善はしましたが、完全にニオイを取るには至らなかったようです。

今後改良を重ね、ボクシンググローブ愛用家に良い情報を提供できるよう努めます。

新品のグローブを購入した方には、強くビニール手袋の利用をおススメしたいですね。

ボクシンググローブを付ける前にビニール手袋をすることが一番のニオイ防止になります。
臭いグローブをしている練習生・選手のミットを持つトレーナーの身になって考えてあげてください(笑)


最後まで閲覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

幅広い年代から支持される大人の装いを追求するためのブログです。
革靴の魅力に惹かれてのめり込んだファッション。足元の美しさから組み立てたトータルコーディネートで大人の魅力を最大限に伝えていきます。上品な装いの近道は「いい革靴を履く」ことだと確信しています。
詳細は、自己紹介記事をご覧ください。

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