レザージャケット沼に入った2019-2020AW以降、手持ちの数は早くも7着(さらに、もう1着が年内に我が家に...)
クローゼットの制約もあり、見た目が同じようなものや用途が似てしまうモデルは増やさないようにしているのですが、家族からはどう見えているのか、、、、それは気にしないことにしましょ。
レザージャケットといっても、色々な形や素材で各ブランドから展開されており、バリエーションに富んでいるため、枚数が増えてしまうんですよねー(言い訳)。
今回のブログでは、手持ちのレザージャケットの素材や型の種類の明確にしながら着こなし・コーデを紹介します。また、レザージャケットの知識として①メンテナンス・ケアの方法、②簡単な歴史を纏めたいと思います。
①セミダブル:SERAPHINのライダースジャケット
革質の良さは保有する中では断トツで一番。上質な羊革(ラムスキン)でもちもちしているのですが、腕を動かしたりするとキュッキュッと音がなります。
セミダブルは、シングルとダブルの間のような形です。
②シングル:EMMETIのJURI(ユリ)
シングルライダースは、前合わせが一重のデザインになっているレザージャケットです。
ここ数年で大人のライダースと言えば、セレクトショップや百貨店の取扱いを見る限り、EMMETIかチンクアンタが2大巨頭になっているように感じます。その中でも、このJURIについては特に人気のあるモデルです。身幅や肩回りが結構タイトな作りになっておりますので、172センチ筋肉質の私の場合は、伊勢丹メンズ館で半期に一度実施されるオーダー会で48をセレクトしつつ、丈を3~4センチ詰めております。下の写真の色は炭黒に若干青みを混ぜたような複雑な色で、通常販売される黒と違う表情ですね。山羊さんのスウェードです。
伊勢丹メンズ館のオーダー会では好きな色のライダースが作れる上に、丈調整がなんと無料なんです。お直しすると1万円以上すると思いますので、気に入ったカラーがある場合にはお得ですよね。(12月にカーキのスウェードが出来上がるので楽しみです)
③ダブル:フリークスストア(写真上)とエディフィスのライダース
ダブルは、上襟と下襟を組み合わせたオープンカラーの形状
・USタイプ:ポケット、ウエスタンベルトなど装飾が多いモデルで、男らしい無骨なイメージのデザインが多い。
・UKタイプ:身幅はタイトで着丈がやや長め、スマートなデザインのものが多く、再度にアジャスターベルトがあることも。
フリークスストアのジャケットは、メルカリで数千円で購入したラムレザーのものですが、意外と使い勝手がよく、愛用しています。
装飾が多いとワイルドになってしまうので、シンプルなデザインのものをセレクトしました。
下のジャケットはエディフィスのもの。こちらもメルカリで1万くらいだったと思います。
④その他のタイプ(ブルゾン・パーカー・Gジャン型)も使いやすい
大人らしい素材としてウール、カシミヤ、シルクといったものが挙げられますが、その1つにレザーも入ってくるものと考えております。カジュアルになりやすいパーカーやGジャンをレザーで作ることにより、大人らしさを表現することができると思います。
30代以降、カジュアルすぎても、フォーマルすぎてもイヤだということが多いと思いますので、そのようなときに活躍してくれるアイテムです。
・素材の特徴
①牛革(カーフなど)
硬派で重厚感・ハード感のある男らしい印象(バイカーっぽい感じ)
子牛は薄くて軽いが高価
牛革は靴だけでいいかなーと思っています。
※カーフ(生後6か月以内の子牛の革をなめしたもの)
②馬革(ホースハイド)
美しい光沢を放つのが特徴。インスタのフォローさんがチンクアンタのホースハイドを着ていてヨダレたらーんですが、私にはまだ早いかなと思い、未検討です。聞くところによると柔軟性も高いということです。
③羊革(ラムスキンなど)
セレクトショップなどで多く採用されていて、体に吸い付くような着心地で、着こむほどの味が出る素材
触った時の柔らかさが魅力です。
④山羊(ゴートスキンなど)
薄くても比較的丈夫です。
多くのブランドで採用している素材です。
シボ感やマット感が出ます。光沢を抑えた大人のファッションにはグッド。さらっと着たいですね。
・レザージャケットのルーツ
100年以上前、米国の先住民が狩りで捕らえたバッファローを最大限活かすということから、動物のレザーを着るという文化が生まれたと言われています。今やファッションとして定着し、多くの方に楽しまれているレザージャケットも当時は生きるための先人たちの工夫として着用されていたんだなーと想像しています。
1900年代に入ると、電動の乗り物が発達し、飛行機も開発されたことに伴い、丈夫で風を通さないという実需からレザーフライトジャケットが生まれました。また、第一次世界大戦の1918年にドイツ軍の戦闘機のパイロットのアウターとしても採用されたということです。
1930年ころには米国でバイク用のウェアが誕生します。どちらもハーレーダビッドソンですが、1931年にシングルライダース、1939年にダブルライダースがリリースされたそうです。
USおよびUKのライダースはそれぞれのライダース文化を経ることで変貌を遂げていきますが、長く・細かくなるので今回はパスさせていただきます。
・レザージャケットのお手入れ
がさつな私のメンテナンスは、基本的にはブラッシングと乾拭きのみ。半年に一度くらいデリケートクリームを塗ってブラッシング、乾拭きをするだけです。
汚れ落としの方法、オイルを塗るといった多様なメンテ方法があろうかと思いますが、シミになるのが怖いので、私は上記のケアのみです。
黒いレザージャケットには、黒いデリケートクリームを使う方もいらっしゃるようです。(私は無色のクリームを使用しております。)
今回も最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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