基本的には長期投資割合を高めていますので、日々の株価に一喜一憂することなく、銘柄選定と入金力を上げる努力をするべきだと思います。
しかし、投資行動について反省すべきことは反省した方が良いと思うので、毎月記録を残しています。
1か月目、2か月目の記録は以下のリンク
2022年2月の株式相場概況と投資行動 | tsutaya1984の記録
株式投資1年生(1か月経過)の実績と反省点 – 2022年1月の月間振り返り | tsutaya1984の記録
2022年3月の株価 相場振り返り
月初から徐々にウクライナ侵攻が長期化し、ロシアへの経済制裁が世界経済に与える影響、とりわけ原油・エネルギー価格の上昇に伴うコストプッシュ型のインフレ圧力の上昇により、不況とインフレが同時に起こるスタグフレーションの可能性が高まったことから、株価は下落し、日経平均は一時24,000円台(3/9 昨年来安値となる24,681円)になるなど、緊張が高まりました。
月の半ば以降は、ロシアとウクライナ両行が一定の妥協のもとで停戦期待が高まったこと、円安により輸出セクターが堅調だったこと、配当取りの買いなどにも支えられことなどから、3月後半にかけては大きく株価は上昇しました。
一方で、米国のFED委員からのタカ派的な発言が多く報道されており、短期金利は大きく上昇しており、2年金利と10年金利が逆転する「逆イールド」が生じる場面もありました。「逆イールド」はリセッション(景気後退)局面に生じることが過去観測されており、逆イールドが発生した1~1.5年後あたりにはリセッションが起きるとも言われています。ただし、歴史は繰り返すかどうか不透明であり、機械的に「逆イールドになったらリセッション」になるというのも安直すぎるため、経済・インフレ指標を引き続き見る必要があると思っています。
評価損益/実現損益/配当およびポートフォリオの状況
2022年の3月は、3月上旬に大きく株価が下落し、特にハイテクや半導体が売られたことからルネサスエレクトロニクス、アップル、マイクロソフト、メタプラットフォーム株を追加で押し目買い。
また、オプティマスグループも追加しました。(「銘柄に惚れるな」という投資格言がありますが、まさにそれで、惚れた銘柄なので買いすぎてしまいました・・・)
その結果2月と比べると評価額は100万円程度増加しております。
また、評価損益は3月の広いセクターでの株価上昇に伴い、私のポートフォリオでも上昇しております。
以下の通り、全体的には(ほとんどのセクターで)評価益が出ている状況ですが、中古車輸出株(オプティマスグループ)が低調で評価損益を下押ししています。
2022年4月の株価見通し
アノマリーでは4月は買われやすい月です。
外国人投資家が3月に所得税の納税資金の余った資金が本邦市場に流入すること、機関投資家の新規マネー流入、また、政府資金が執行されるタイミングであることから、上昇しやすいと言われています。
日本株・外国株ともにセンチメントの改善により株価は世界的に上昇しましたが、あくまでも買い遅れないように買う行動の連鎖であって、ロシア情勢・インフレ状況については下振れリスクを抱えたままです。そのため、ネガティブ報道には反応しやすく、「大きく下がる可能性も視野に入れつつ、、、」といった姿勢の投資家が多い相場になろうかと思います。
短期投資中心・リスク許容度の低い方は、消極的なニュース(ウクライナ侵攻の見通し、インフレ)に対して売り先行すると思われるため、月内に大きく下落する局面があると思います。ただし、消極的なニュースの内容次第ですが、下落局面で拾いたい投資家は多いと思われるため、下がったところでは戻す動きがみられるものと予想する。
個人的には、株価堅調なら様子見し、株価が下落した場合(日経225で26,000円割れ)には銘柄選定の上、一定の金額は投資したい。
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