2022年6月の株式相場振り返り
6月の株式市場は下落。日経平均は前月比▲3.2%の26,393、S&P500は前月比▲8.3%の3,785となりました。
月初は、注目の10日米消費者物価指数(米CPI)に向けて動意少なく、株価はじり高で推移したものの、米CPIが予想比上振れたことにより、金融引き締めが意識されて株は幅広いセクターで大きく売られました。同じタイミングでビットコインが大幅下落し、月末に掛けてもダラダラ推移しました。
米国の政策金利であるFFレートの75BP利上げを織り込みつつ、15日のFOMCを迎えましたが、予想通り75BP利上げを決定、インフレへの強い姿勢を引き続き示しました。さらに、金融緩和国の二大巨頭だったスイスが利上げに踏み切ったことも市場のサプライズに。
一方の日本では、日銀金融政策決定会合が16‐17日に開催され、金融緩和の継続路線を改めて表明したことから、ドル円は一時1ドル137円に到達しました。
月後半にかけては、米金融政策に関する議論の出尽くし感などから買われる局面もありましたが、米消費者信頼感指数の悪化などスタグフレーションへの懸念が高まり、月末に掛けて弱含む展開となりました。
2022年6月の投資行動
6月上旬にルネサスエレクトロニクスを売却して益出し(税引き後25K)
6月中旬にかけての下落局面でルネサス買い戻し、S&P500為替ヘッジありETF、三菱BKを買い増し。月後半に丸紅とJR九州も買い増しです。
足元、半導体株や商社株が弱いので、ルネサスや丸紅の買いのタイミング間違えましたー。やはり投資は我慢も大事。
一方、JR九州はポストコロナ銘柄として淡々と買い増しており好調です。
2022年6月末の評価損益など
6月は主な株式の配当金の受取月!
まさに不労所得。税引き後45Kありがとうございます。美味しいもの食べます。
しかし、金融所得課税が上がるとなると厳しいですね。NISA拡大とのセットなんでしょうが・・・
6月は100万円程度買い増したので、株式投資は470万円ほど。1%動けば5万円増減するということなので慎重に運用しないといけませんね。
2022年7月の相場見通し
7月の株式相場の材料は、7/8米雇用統計、7/13米CPI、7/21日銀金融政策決定会合、7/26-27FOMC。その他、米国の景気指数や各国のCPIや金融政策にも注目が集まります。
また、早い会社だと7月末に決算開示(4-6月分)あるので、7月末にかけては値動きが大きくなることが想定されます。
今の相場は、「インフレ長期化、景況感悪化」は既定路線。いつインフレが落ち着くかは分からないし、どの程度の景気低迷になるかが焦点で、現時点では高バリュエーションだったハイテクなどに資金は向かいにくく、エネルギーセクターも天井を付いた感もあるため、ディフェンシブセクターとして医薬品や日用品が選好される可能性があります。
折角ボーナスも入ったし、どこかに投資したいですが、相場下落時の資金として待機しておこうかなーと思っています。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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