SCYEのレザージャケットを初購入 – 30代/40代メンズファッション講座

SCYEのアイテムはチノパン、短パンなどを保有しておりますが、評判のよいレザージャケットは持っていませんでした。ピーコートやダッフルコートも定評がありますね。

以前からインスタのフォローさんがおススメしていたSCYEのレザージャケット。革質や形の良さが秀逸ということでチャンスがあれば欲しいなと思っており、ドンピシャの商品を見つけたので古着でゲットしました。中古でも8万円なので安くはないですが、結論としては大満足です。

目次

SCYEとは

SCYEは、2000年、日高久代氏と宮原秀晃氏によりを設立されたドメスティックブランド。

アイテムは、イギリスのテーラリングに基礎を置いており、カジュアルでベーシックなアイテムを、より上品にデザイン。パターン、デザインなど独自の技術を駆使して作られ、着心地がよく馴染みやすい服が人気。ブランドのロゴとして、動物のサイをモチーフにしたものがある。

ブランドのデザインについて、「19世紀のエドワーディアンズタイルに見られる英国式のテーラリングを、クリエーションのベースに、現代的な解釈を加え、再構築することでクラッシックとモダン融合した新しいスタイルを提案表層的なデザインのみならず、カッティングや内部構造にも配慮したアナトミカルな服作りを特徴としている。」(出所:SCYE公式サイト)

デザイナーの日高久代氏は文化服装学院卒業後、数社のアパレル系企業でデザイナーとしてキャリアを積む。2000年、独立して、宮原秀晃氏とともにMasterpiece and Co.を設立するのと同時に、SCYEをローンチさせる。ブランド名の由来は、テーラー用語で「袖ぐり」を表す、SCYEからきている。日高久代氏がデザイナー、宮原秀晃氏がパターンカッターを担当している。

2007年春夏よりベーシックなデザインを展開する「サイ ベーシック」をローンチ

2017年、SCYEにとって初の直営路面店「サイ マーカンタイル」を千駄ヶ谷にオープン

レザージャケットの仕様

商品:ディストリクト ユナイテッドアローズ別注 ノーカラーバイカージャケット

カラー:ダークブラウン

サイズ:38

素材:牛革

以下、ディストリクトのWebsiteから引用

「鋭角的なエルボーパッチに袖ジップ、腰横にはクラシックにアジャストベルトが二つならんだヨーロピアンなライダーススタイルですが、フロントのジップアップのみで丸首ネックのノーカラー仕様。よく見ればフロント裾もジャケットのようにラウンドしたカットになっています。

サイジングもまた優れていてタイトに締め付けるいわゆるライダースのイメージと異なり、ジャケットのように脇やウエストはややゆったりめ。

レザーのインナーにスウェットパーカーなどを重ねた着こなしはよく目にしますが、インナーに重ね着することも視野に入れたボディバランスでした。

あまり続けて同じ品物をリリースしない、しても若干のマイナーチェンジが加わる事が多いScyeなので翌シーズンの2017年の秋冬に別注で復刻してもらいました。

もちろんこれもあっという間の完売。

さて、今年の秋冬ですが、このノーカラーライダースを極々暗いダークブラウンで再度別注しました。

レザーサンプルのスワッチがここ手元にありますが肌理の細かい上品なダークブラウンで黒い革と並べて初めてブラウンと分かるくらい、日光や光源の下でようやくブラウンと認識する上品な色です。

レザーライダース特有のロックなテイストやギラギラした感じが苦手と言う人(実は多い)の多くは色が黒だからという理由に起因している気がするのでオススメです。

そんなわたしも事実アンダーカバーのものですが茶系のライダースを愛用していて実感しています。

ボマージャケットでは記憶にありますがScyeで茶系のライダースを取り扱うのは(Districtでは)初めて。

個人的にも楽しみしている一着です。」

買ってみての感想

牛表革のレザージャケットは初めてだったのですが、山羊などに比べて明らかに防寒性が高いです。

牛革だと、ハーレーダビッドソンのアメリカンな分厚いレザージャケットを思い浮かべますが、こちらはヨーロピアンに大人が着用してちょうどよい革質です。

また、ノーカラー・色(ダークブラウン)のバイカージャケットという切り口も初のアイテムです。

サイズ感もタイトすぎず、インナーにミドルゲージのニットを着用しても腕回りがキツくないので、筋肉質の私にとってはとても着やすいアイテムです。

コーデ① チェックパンツ×グレージュニット×ネッカチーフ

ユナイテッドアローズのグレージュのニットにハウンドトゥースのネッカチーフ、パンツはBERNARDZINS、足元はBaudoinandlangeのスウェードローファーです。

ジャケットがそこまでタイトでなく、ワイド目のチェックパンツとのバランスも良いです。

ネッカチーフとの相性も抜群です。

コーデ② グレーのウールパンツ×ホワイトニット

ESTNATIONの白いアルパカニット、ネイビーのネッカチーフ、PT01のウールスラックス、足元はクロケットアンドジョーンズのキャベンディッシュ2。

青空の下で良質な革質がよくわかります。

ジップを開けても閉めても着こなしとして成立しますし、厚手のマフラーと手袋があれば真冬も乗り越えられる保温性です。

インナーには白でもグレーでも相性が良くて使いやすいですし、男らしくなりすぎない優秀なライダースジャケットです。

最後まで閲覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

幅広い年代から支持される大人の装いを追求するためのブログです。
革靴の魅力に惹かれてのめり込んだファッション。足元の美しさから組み立てたトータルコーディネートで大人の魅力を最大限に伝えていきます。上品な装いの近道は「いい革靴を履く」ことだと確信しています。
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