ほかにも色々買ってしまっているのですが、ロングコートは場所も取るし重いので、できる限りNew inには慎重になっていたつもりだったのですが、、、ワンシーズンで3着も購入してしまいました。
下写真の左から+Jのダッフルコート、comoliのタイロッケンコート、+Jのラップコート(Ladys)となります。
タイロッケンコートとは
Tie=結んで、Lock固定する、ということが大きな特徴。
トレンチコートの「生みの親」と言われるタイロッケン(Tielocken)。
簡単に言うと、「ボタンのない、ベルトで締めるコート」です。
前身頃のボタンがなく、単に腰ベルトを結ぶだけで纏うラップコート(Wrap Coat)をもとに、バックルを前身頃に1つ(あるいは2つ)、後身頃(あるいは横身頃)に1つ設けることで安定した着用感と着脱の容易さを両立させたコートで、ベルトで体に巻き付けることにより、重さを感じにくくすることができる工夫になっています。
バーバリーが開発し、イギリス軍の将校向けのコートとして納入されたものが原型と言われています。
これが、第一次大戦の際にトレンチコートへ発展したということで、トレンチコートの父親と言われる所以となっております。
ダブルブレステッドになっていることにより、戦闘を妨げる雨風や泥、埃を入りにくくなっている作り。
トレンチコートに比べて、装飾が少なく、シンプルなコートを探している方には最適かもしれません。
comoliの代名詞ともなったタイロッケン
comoliのブランドコンセプトである「日本の気候、日本人の体型に合う、シンプルで上質な日常着」が体現されたアイテムです。
コットンギャバのタイロッケンシリーズのSSとAWの違いは、コートの使用自体に差異はほんとんどなく、ライナーが付いているかどうかが主な違いと理解しています。(違っていたらごめんなさい)
よって、AWを買っておけば、春、秋、冬に楽しめるわけです。
さて、comoliタイロッケン定番の生地はコットンギャバですが、簡単に解説しておきます。
ギャバ=ギャバジンです。吞兵衛の私はキャベジンしか思い浮かびませんが、、、
ギャバジンとは、「織目がきつく丈夫に作られた綾織りの生地のこと」です。
水に強く、ハリがある素材感で、簡単に毛わだちが立ちにくい素材のように感じます。
購入したComoliのタイロッケン
私は、定番でリリースされているコットンギャバのカーキ(2017AW)を購入しました。
上質なコットンギャバの素材のおかげか、それとも着用回数が少ないからか分かりませんが、4年前に発売された商品の古着ですが、使用感が全く感じられない良い状態のアイテムを入手できました。
ベルトで縛るため、ウエストが絞れていい感じのシルエットに。特に横から見たときに美しさを感じます。
ベルトは締めていても、内ポケットにしまっていてもどちらも素敵なシルエット
172センチ筋肉質で、サイズ2を選びました。ゆったり目のシルエットになっており、厚手のニットを着てもパンパンにならないため、真冬でも着用できそうです。
+Jのダッフルコート
こちらの商品は24,900円に値下げとなっているアイテムです。
各色各サイズの在庫があるため、もう一段の値下げも想定されそうですが、個人的には2021AWの商品の中でも最も気に入っているアイテムの1つです。色は黒、サイズはMです。
ワイドシルエットで今っぽく、細いパンツにも、太いパンツにも相性が良いです。トグルの色、ウールの艶感などから、大人が着てもさまになるダッフルコートです。
黒いコートを探している方にはぜひおすすめしたいアイテムです。
+Jのラップコート(Women’s)
レディースのコートを買う日が来るとは思ってもいませんでしたが、ゆったりシルエットの茶色のコートを探していたことと、キレイで艶のある茶色のウール素材を見て購入を決意。
紐でしばると女性らしさが出るように思えますが、男性でも問題なく着用できると思います。
ラップコートなので、紐で縛らないと真冬は寒いです。私は堂々とひもで縛ってマフラー巻き巻きする予定
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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