チャーチのチェットウィンド(CHETWYND)と似たようなモデルの「BUCK」(73Last)を購入しました。
インソールに印字されている謎の「REAL CAPE BUCK」の調査結果もシェアします。
「BUCK」73ラスト size 70F
秋冬に活躍すること間違いなしのダークブラウンスウェードのフルブローグ
グレーフランネルのスラックスに合わせたい。
スウェードの柔らかさに感動しました。
購入金額は
メルカリで25,000円くらい。
中古靴屋だったら40,000円くらいのイメージです。
この靴のロゴと謎の「REAL CAPE BUCK」について
この靴は都市無し(旧旧旧)なので1960年以前の靴だと思われます。
年代を考えると状態がメチャ良いです。
「REAL CAPE BUCK」について調べてみると、以下のような内容の情報が出てきました。
REAL=本物の、偽りのない
Cape=頭や首の革
Buck≒Bush Buck(ブッシュバック属)
というロジックなのでしょうか。
ここまでが、ググった結果です。
ここからは、インスタの靴仲間に教えてもらった情報を踏まえての考察
「REAL CAPE BUCKはカーフだと思う」という意見
Buck=雄鹿が直訳だが、鹿は家畜ではないので安定供給は難しい動物。
猟師さんが銃で撃って仕留めるにしても穴が空いたり、野生生活の間に傷つくことなどを想定すると革として積極的に採用されにくい革の一つ。
そして、鹿のスウェードの柔らかさと毛足の長さは、カーフのそれとは別物と断定。
⇒まずここで、ガチンコの鹿革を使っていることはないだろうとの見解。
そのうえで、アンテロープを使っているのではというという仮説については、70年代までは英国でよく使われていたとのことだが、それはアフリカで狩猟したアンテロープを輸入して利用していたことが考えられるとのことです。
CITES(ワシントン条約)に指定されたことでアンテロープ革を新たに作ることが困難になり、80年代以降はアンテロープの靴を製作されることはなくなったようです。
一方でクーズーというアンテロープの一種の革は今でも流通しているそうですが、クーズーの靴が流通したのはここ15年くらいでは?という意見があります。
そう考えると、アンテロープ革を使い続けることは不可能、BUCKのモデルに1960年代からクーズーを使用していたという仮説も成立しない、ということになります。
これらの事実を踏まえて、実際に革を触った革靴仲間からすると、Church’sのスウェードは、カーフの裏側では????という仮説を唱えています。
結局のところ意図は分からない。
REAL CAPE BUCKといいつつ、本物の鹿(あるいはBush Buck種) の革を用いていない。
現在作製されている5都市などは恐らくカーフであってREAL CAPE BUCKの表示に事実と反するはず。
「REAL CAPE BUCKのような」という表現が一番有力な意図だと私は思う。
ひょっとしたら当初はアンテロープ革を使っていたかもしれないが、時代の流れを受けてカーフに移行したのかもしれない、、、など色々な妄想が浮かぶ。
これが靴ロマン。
分からないことがあってもいいではないか。
歴史認識などと同じ?’(笑)
長文となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
tsutaya1984がおススメする定番アイテム
革メンテナンス(革靴、バッグなど)
・ブラシ
靴磨きを始めるときにまず使います。馬毛ブラシで埃をはらいます。埃が付いたまま磨くと、埃が革靴にくっ付いてしまいます。
以下は豚毛ブラシです。乳化クリームを塗った後に豚毛ブラシで革に馴染ませます。
懐に余裕があれば江戸屋のブラシを。私はこちらを黒と茶色用で愛用しています。
・汚れ落とし
基本的にはこれだけで良いと思っていますが、汚れが顕著な時には、別途モウブレイの汚れ落としなどで汚れをとってから、こちらのローションを使います。
通常の汚れ落としとしてはリーズブルなこちらも常備しておきたい。
・デリケートクリーム
汚れ落としの後に水分補給です。最近はモウブレイのリッチデリケートクリーム一択です。
・乳化クリーム
革靴の色に合わせてクリームを用意するのもいいのですが、最近はニュートラルだけ使って色の落ち方を楽しんでおります。並行輸入品でお安いです。↓
・万能クリーム
バッグや小物にはこちらを使っています。べたつかないので使い勝手良いです。
・ワックス
私はサフィールのワックスが最も使いやすいです。
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コードバンのケアに。安いのでかっさ棒を使っています。
洋服ブラシ
帰宅したら、まず手洗いうがいの後に洋服ブラシです。
洋服スチーマー
皴を取るだけでなく、ウール製品は着用後にスチームすることで生地が落ち着いて長持ちするみたいです。
ソックス
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通常のローファーであればメンズ用、ベルジャンシューズなどは浅めのレディース用を使い分けています。
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チーフ
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