ICHI代表の斗谷諒氏について
ICHI JAPAN LEATHER (以下「ICHI」)代表の斗谷諒氏。
通称「ダニさん」
M.MOWBRAY テクニカルアドバイザー
革の製造、ケア、染色、仕上げに携わる職人
靴磨き選手権大会2019 カラーリング部門で優勝
革の性質、物質が革に与える影響などに精通する専門家です。
ICHIは、保湿保革・汚れ落とし・艶出し・除菌・消臭・カビ取り/予防の機能を備えたオールインワンレザーケアクリームを発売しています。
①STANDARD、②GLOSS、③MOISTの3種のクリームがあり、GLOSSは複数色の展開となっています。
カラー展開は気分で作っていると思うので、他にも展開しているかもしれませんが、以下のようなカラーがあります。
・ニュートラル
・ディープブラック
・ウエスタンブラウン
・Marron westan au crépuscule(サンセットブラウン)
・クツビブルー
・モンスターハンターグリーン
・オールドハンターグリーン
そのほか、ICHIでは通称「ヤバ布」(CURE ALL nano Cloth)も販売していて、これまた優れものです。
また、斗谷さんはM.Mowbrayのテクニカルアドバイザーを務めており、鏡面磨きのベース用の「ハイシャインプライマー」と仕上用・メンテ用の「ミラーフィニッシャー」を販売しており、とても売れているようです。
私も両方とも愛用していて、時間を掛けずにキレイに鏡面磨きができるシューシャイナー泣かせのアイテムです。
今回使うクリームなど
キュアオールクリームは汚れ落としの効用もありますが、いつも使っているブリフトアッシュのTHE CLEANERとSAPHIRのローションも使いました。
【汚れ落とし】
Brift H:THE CLEANER
SAPHIR:レザーバームローション
【クリームと布】
ICHI:CURE ALL CREAM(キュアオールクリーム)MOISTモイスト
ICHI:CURE ALL CREAM(キュアオールクリーム)GLOSSグロス 「ディープブラック」
ICHI:CURE ALL nano Cloth(通称ヤバ布)
今回メンテナンスする靴
ケアする前の革靴はこちら。
J.M. WESTON 180ブラック(初代)です。革のダメージ多く、色が抜けている状態です。
まずは汚れ落とし完了後から。
モイストをぬりぬり⇒ヤバ布で拭き取り
まずはモイストをぬりぬり。
化粧水のように、必要な栄養分は塗ったときに浸透するそうです。
モイストは一日中浸透させるという方法もありますが、時間がもったいないときはヤバ布ですぐに拭き取っても栄養分は十分に浸透するそうです。
モイストを塗ってヤバ布で拭き取った後、古いクリームが物凄い取れるんです。(汚れ落としも兼ねたクリームです)
モイスト⇒乾拭き後の写真は以下の通りです。
いよいよディープブラックをぬりぬり
普段クリームは指で直接塗りますが、ディープブラックはかなり着色力が強いため、ペネトレイトブラシを使いました。
豚毛ブラシ⇒ヤバ布で乾拭きしてフィニッシュ
ディープブラックの凄まじい着色力と艶。
モイストでモチモチになっているので、とても良い状態です。
そしてヤバ布で拭き取ったので余計な汚れを取りつつ、栄養を残して艶々に仕上がりました。
ICHIの購入可能な店舗とオンラインショップ
今回のケアで使ったアイテムは全ておススメです。
ICHIの商品は一般の販売店では流通していないため、入手経路は確保しておきたいところ。
私が購入した経験のある3つのルートのみ記載いたします。
【実店舗】
①クツビガク(群馬県)
クツビガク 木嶋 友和(@kutsubigaku) • Instagram写真と動画
②Gozovation(八王子)
Gozovation(@gozovation) • Instagram写真と動画
【オンライン】
③クツビガクオンラインストア
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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