チャーチの歴史と俺とみんなのチャーチ靴- インスタ仲間の靴をご紹介

インスタグラムで仲良くさせていただいている方々にチャーチ愛好家が多く、触発され興味が湧いてきたため、チャーチについて調べてみました。

本ブログに出てくる写真のうち、インスタグラムで繋がっている仲間の靴についてはリンクを表示しておりますので、是非そちらも見に行っていただければと思います。(本人了承済。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。)

目次

チャーチの歴史

・1600年代にアンソニー・チャーチが工房を構え、ノーザンプトンで脈々と技術が受け継がれ、2世紀後の1873年にトーマスチャーチがChurch’sを創業しました。

・1900年初旬にはアメリカとカナダに進出。

・1921年にチャーチ1号店をロンドンに出店、1929年にはニューヨークに出店

・第二次世界大戦中には軍用靴中心の展開にシフト。

・1900年代中頃(1950年代)には、北米・イタリア・日本・香港へも進出

・1965年英国女王賞を受賞。

・1999年プラダによる買収

1970年、映画『007/慰めの報酬』でジェームズ・ボンドが「シャノン」を着用したことで有名です。

日本での展開

大塚製靴が輸入販売元になっていましたが、2008年からは英国靴や英国服のセレクトショップであるブリティッシュメイド(BRITISH MADE)を展開する渡辺産業がディーラーに。

2023年3月には表参道店が閉店しております。

インソールの都市の数はどのような意味を持つ?

インソールの都市の数により生産時期を把握することができます。

都市無しと5都市の生産時期
①都市無し: ~60年代(旧旧旧チャーチ)
②二都市(ロンドン・ニューヨーク):~70年代(旧旧チャーチ)
③三都市(ロンドン・ニューヨーク・パリ):~90年代(旧チャーチ)
④四都市(ロンドン・ニューヨーク・パリ・ミラノ):~2013年(新生チャーチ)
⑤五都市(ロンドン・ニューヨーク・パリ・ミラノ・東京)2014年~(新生/現行チャーチ)

三都市以前の靴は保有しておりませんが、仲間の靴の革質を見て触ってみると圧倒的な違いを感じます。プライスの目線が合えば中古市場で狙っていきたいです。

ポリッシュドバインダーカーフとは

傷、汚れ、雨に強いことが特徴です。

チャーチが独自に開発した素材です。

所謂ガラスレザーに近いものだと理解しています。

ガラスレザーは革の表面を樹脂でコーティングしている加工が施されたレザー。クリームは浸透しにくいとい言われていて、寿命も3年くらい?と考えられます。

一方のチャーチのポリッシュドバインダーカーフは、同じく樹脂でコーティングされているのですが、良質のカーフが用いられているうえに極めて薄くコーディングがなされていて、ガラスレザーよりも柔らかく仕上がっています。

・美しい艶
・波打ったような深い皴
が入ることによって、ポリッシュドバインダーカーフの靴が愛着の一着になるそうです。

水に強いことから雨の日に着用する方が多い印象です。

カーフに比べるとクリームが浸透しにくいため、ひび割れ・クラックは早いと思われます。

ポリッシュドバインダーカーフの前は「ブックバインダー」というレザーで製靴されていたそうです(三都市まで)。バインダーカーフはピポディというタンナーが作っていた可能性が高く、昔のブックバインダーほど普通のカーフのような仕上がりになっているそうで、クリームが浸透するのだとか。長持ちしそうです。いまや貴重なレザーと言われています。環境規制に対応しきれずピポディは廃業してしまったそうです。
SHANNON 2WR/シャノン2WR(ラバーソール/ポリッシュドバインダーカーフ)(WOMEN) 全2色 | BRITISH MADE (british-made.jp)

ポリッシュドバインダーカーフを用いた主要モデル(もちろん、以下以外にもリリースされています。)
・グラフトン
・シャノン
・バーウッド
・コンサル

写真提供 Jin0913(@jin09135) • Instagram写真と動画 手前の茶色がブックバインダー、奥のライトブラウンがポリッシュドバインダーカーフ。ブックバインダーはカーフのように見えますね。別物です。

現行チャーチの価格帯

「英国の良心」と言われたチャーチ。

くっそ、カッコいいのですが、国内販売価格としては超高級靴の価格帯です。

商品一覧 | BRITISH MADE (british-made.jp)
DIPLOMAT/ディプロマット(レザーソール/カーフ)(MEN) 全2色 | BRITISH MADE (british-made.jp)
商品一覧 | BRITISH MADE (british-made.jp)
SHANNON/シャノン(レザーソール/ポリッシュドバインダーカーフ)(MEN) 全2色 | BRITISH MADE (british-made.jp) より引用
商品一覧 | BRITISH MADE (british-made.jp)
CHETWYND/チェットウィンド(レザーソール/カーフ)(MEN) 全2色 | BRITISH MADE (british-made.jp) より引用
CONSUL/コンサル(レザーソール/カーフ)(MEN) 全2色 | BRITISH MADE (british-made.jp)
CONSUL/コンサル(レザーソール/カーフ)(MEN) 全2色 | BRITISH MADE (british-made.jp) より引用

俺のチャーチ(2023年7月執筆時点では一足のみ)

モデル名はTAMWORTH。四都市73LASTのブラウンネバダカーフのダービーシューズ。(サイズ7.0F)

73LASTはハーフサイズ上げても良いと言われることが多いですが、UK7.0E(クロケットやグリーン)の私の足にシンデレラフィット。とても歩きやすいです。革がモチモチなのも好評価ポイント。

ひとまずヤコブコーエンのデニムと合わせてみました。

細かい皴の入り方、ムラのある色味がたまりません。軽く鏡面仕上げしました。
73LASTならではのぽってり感が嬉しい。
モデル名が読めません(笑)もうちょっと丁寧に書いてくれや。

church’sのネバダカーフとは
・良質のカーフ(生後6か月以内程度の仔牛革)が用いられている。
・熟練の職人がフィニッシャーとして一足ずつ天然のビーズワックスでアンティーク仕上げしている。自然な色のムラ感が魅力。

73LASTはショートノーズでぽってりしているイメージ。プラダによる買収後、万人受けするためのLast改良ということで玄人好みの73LASTから脱却して173LASTをリリース。少しロングノーズなイケメンLASTになりました。(その間に100LASTもリリースされましたが何故か不評だったのだとか。)

インスタ仲間のチャーチたち(Last別)

写真の下にリンクがございますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

73LAST

ショートノーズでぽってりしているところが可愛らしく、それでいてクラシックな印象を与える。不思議な魅力を持つラスト。チャーチファンからは根強い人気があります。

ディプロマット(DIPLOMAT)

12(@tony_the_shoes) • Instagram写真と動画 トニーさんの二都市ディプロ。革質・状態ともに最高。これはレアで貴重な一足ですね。
12(@tony_the_shoes) • Instagram写真と動画 こちらもトニーさん。これも二都市!!状態良し。そして似合いすぎ。
F.UI(@dra_matic_irony) | Instagram 73 LASTなのに「シュッとしてますやん」と思いきや、Dウィズだそうです。カッコいい!!!革質も極上。
三都市の未使用品。よだれが、、、、良い買い物でしたね。

ケルソ

Jin0913(@jin09135) | Instagram 三都市。雨の日でも良い靴を履くのは靴好きの力の見せ所ですね。さすがジンさんです。

チェットウィンド(chetwynd)

Jin0913(@jin09135) | Instagram こちらも三都市の73ラスト。革の良さが見て取れます。いつか73ラストのチェットは手に入れたい。

81LAST

フェアフィールド(FAIRFIELD)

Yasuhiro Nakai(@02yasu04) • Instagram写真と動画 五都市の現行品だそうです。ライトブラウンがチノパンと合っています。

バーウッド(BURWOOD)

Yasuhiro Nakai(@02yasu04) • Instagram写真と動画 チャーチのフルブローグは絶品ですね。

82LAST

ぽってり捨て寸短め。お父さんの靴の形。でもそれが良い。

メッセンジャー(Messenger)

Jin0913(@jin09135) | Instagram 旧旧旧チャーチ(都市無し)。ストレートチップはあまり履かなくなりましたが、この質だったら目の保養用に買いたいです。

ジンさんから同じくメッセンジャーではありますが、ほかのデッドストックの都市無しメッセンジャーのインソック・アウトソール画像も提供いただきました。(ものすごいコレクションです!)

91LAST

91LASTは短め&タイトなんだそうです。サイズ選びは慎重に。

KEATS II

F.UI(@dra_matic_irony) | Instagram 15年以上愛用されているそうですが、ポリッシュドバインダーカーフをきれいに維持されていますね!

100LAST

2000年に導入されたLAST100。賛否両論ありますが、普通にカッコいいと思います。若い世代向けにチャーチを知ってもらうためにリリースしたそうです。

グラフトン(GRAFTON)

Yasuhiro Nakai(@02yasu04) • Instagram写真と動画 グラフトンはサイズが通常より大きめだったりするそうです。

MTOらしき逸品

Yasuhiro Nakai(@02yasu04) • Instagram写真と動画 C・F・ステッド社のスーパーバックが使われているとのこと。
100LAST(左側)はプラダ買収後のラストです。シュッとしてますね。 Yasuhiro Nakai(@02yasu04) • Instagram写真と動画

103LAST

シャノン(SHANNON)

Yasuhiro Nakai(@02yasu04) • Instagram写真と動画 五都市現行シャノン
T(@t19940717) • Instagram写真と動画
T(@t19940717) • Instagram写真と動画 Tさんの奥様のチャーチコレクションだそうです。スタッズが可愛いですね。
ガッキー(@nagaki_weston) | Instagram ナガキさんのウィスキーシャノン。色が半端なくきれいです。

108LAST

2003年にリリースされたモダンなロングノーズのラスト。欧州で人気を博したものの廃盤に。

GUILDFORD 2

F.UI(@dra_matic_irony) | Instagram 108LASTはロングノーズ気味でスタイリッシュです。ジャケパンで履きたい一足です。美しいメダリオンとネバダカーフ。きめ細かいですね。これでもウィズはFだそうです。

125LAST

ウィリアム(William)

12(@tony_the_shoes) • Instagram写真と動画 チャーチのフルブローグは絶品。他メーカーだとウィリアムはダブルモンクが多いけど、チャーチはフルブロなのね。スクウェアトゥのきいたラストです。

173LAST

現行のディプロマット、チェットウィンド、コンサルのラストです。シュッとしていて、スーツには合います。20台~40代くらいの方には良さそう。50代以降はやはり73ラストの方が合うイメージです。

ディプロマット(Diplomat)

Hide(ひで)(@rh___0923) • Instagram写真と動画 173ラストはスマートな印象を与えますね。スウェードのディプロマットも良いですなー。
@kutsu_maru23 | Instagram スラックスとの合わせが最高です。革の艶も美しい。
𝘕𝘪𝘤𝘰𝘭𝘢𝘴(@nicolas_rayray) • Instagram写真と動画 オシャレ兄貴のニコラスさん。ネバダカーフ・エボニーのディプロマットです。

チェットウィンド(chetwynd)

@kutsu_maru23 | Instagram 革の艶、グレーのシックなスラックスに、ブルーの靴下の組み合わせが参考になります。

コンサル(Consul)

SHO(@sho.1588) • Instagram写真と動画 ポリッシュドバインダーカーフのコンサル。ウィズはF。仕事ができるSHOさんにストレートチップは良く似合います。
SHO(@sho.1588) | Instagram エボニーの色味、ポリッシュドバインダーカーフの艶がたまらない。
早起き靴男(@hayaoki_kutsuo) • Instagram写真と動画

LAST不明(笑)

ある意味レアです。コードバンかつUSA生産。これは一体。それにしても格好いいです。

F.UI(@dra_matic_irony) | Instagram
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この記事を書いた人

幅広い年代から支持される大人の装いを追求するためのブログです。
革靴の魅力に惹かれてのめり込んだファッション。足元の美しさから組み立てたトータルコーディネートで大人の魅力を最大限に伝えていきます。上品な装いの近道は「いい革靴を履く」ことだと確信しています。
詳細は、自己紹介記事をご覧ください。

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