私の勤務先もそうですが、多くの会社でSDGsに関する達成目標やアクションプランを策定している中で、アパレル業界でも本革ではなく、ヴィーガンレザー(合皮含む)を用いたアイテムの展開が増えてきています。
ヴィーガニズムという言葉がありますが、あらゆる形態の動物搾取や残虐行為を、食べ物、衣服、その他の目的から排除しようとする生き方であり、「ヴィーガン」という言葉は完全菜食主義で知った方も多いのかなと思います。
【この記事の内容】
・ヴィーガンレザーとは何か、合皮との違いは何か、なぜヴィーガンレザーを企業が推しているのか
・私が先日入手したヴィーガンレザーのリュックを使ってみての感想とコーデ紹介
ちなみに、私は革靴が好きだし、レザージャケットも好きだし、焼き鳥もやきとんも大好物なので、ヴィーガニズム宣言をすることは一生ないと思います。一方で、世の中の動きやその背景については認識したうえで、レザーと付き合っていきたいです。
ヴィーガンレザーとは
広義のヴィーガンレザーには、現在注目を浴びている植物由来のヴィーガンレザー(狭義のヴィーガンレザーと定義します)のみならず、石油由来の合成皮革を含みます。
合成皮革:石油由来で主原料はポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂。安価に大量生産可能。最もコスト安い。
狭義のヴィーガンレザー:植物由来で、主原料は植物性樹脂。石油資源の使用を抑制し、環境に配慮。動物愛護、環境配慮の両面から、注目されている素材。コストは合成皮革と本革の間に位置する。
プラスチックごみをリサイクルした生地、フルーツの葉の繊維から作った生地を用いた商品もあるみたいです。
企業の社会的責任、CSRといった考え方は10年以上前からありますが、昨今の環境意識の高まり、天災の多発などに起因する脱炭素の意識の高まりを受けて、社会への負担を軽減する試みが企業で行われています。個人的な意見ですが、企業から利害関係者への分かりやすいメッセージとして、これまで本革だったものをヴィーガンレザーに切り替えるといった企業行動がとられているのであろうと考えます。
ヴィーガンレザーの魅力
・水や汚れに強い
本革の最大の敵は水と汚れですが、ヴィーガンレザーは軽くふき取るだけでメンテナンスが完了します。
傷も付きにくいという実感があります。
・軽い
PCを運ぶことが多いので、バッグが軽くないと移動するときシンドイのです。
私が入手したヴィーガンレザーのリュック
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コーディネート2選
コーデ① キレイ目カジュアルに
コーデ② 通勤のPCバッグとして
全く違和感なく活用できていると思います。
軽いのが何より楽ちん。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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