靴磨きをしても、なんかリフレッシュした感じを得られないことがあると思います。
レザーはしっかりクリームを付けて磨いているけど、なんかパットしないんだよなー、、、と思っているあなたに、簡単に印象を変えることができるケア方法を共有します。
印象を変えるポイントは「コバ」です
・コバの側面が削れて、元々黒いコバなのに木の色が出てしまっている。
・埃が付いている。
上記のような状態をケアするだけで、革靴の印象のみならず、全体のスタイルも大きく改善するものと確信しております。
コバとは
靴を上からみたときにアッパー(革の上の部分)を取り囲むアウトソールの縁の部分をコバと呼びます。ペンの白い部分です。
今回、メンテナンスしていくのは、コバの外側になります。(下の写真のペンの白い部分)
コバのメンテ手順
① ホコリを馬毛ブラシで取ります。
② コバの外側が荒れている場合は、紙やすりでスムースにします。(粗いものは避け、600番手など)
③ 汚れ落としで軽くクリーニング
④ サフィールノワールを塗りこみます。(コバインキでも良いと思うが、買うのがメンドイ)
⑤ 乾拭きします。(クリームが残らないようにしっかり拭きます)
⑥ ワックス(黒)を何層かに分けて塗っていきます。
⑦ 水を少し付けたネル生地で磨いていきます。(通常の鏡面磨きと同じ)
Before・After
スウェードのシューズでコバのダメージが出ていた靴をケアしました。
Before コバの側面が傷んでおります。
AFTER
コバのメンテナンスの有無で大きな差が生まれていると思います。
コバが傷んでいると、ケアが行き届いておらず、ダラシナイ印象を持たれることもあると思います。
高い靴をみすぼらしく見せることほど勿体ないことはありません。高いスーツを着ていても、そう見えなくさせる要因になります。
ときどきコバのケアをして、いい状態を維持しましょう!
今回も最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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